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ガルバリウム鋼板とは?そのメリット・デメリットを解説

2023.01.06
 みなさんこんにちは!ガイソー豊橋店の犬飼です。
 
近年はガルバリウム鋼板の屋根材や外壁材が人気ですが、「ガルバリウム鋼板とは昔からあるトタンとは何が違ってどの様な素材なのか?」と思っている方が多いのではないでしょうか。
今回は、ガルバリウム鋼板の特徴やメリット・デメリット、劣化症状、メンテナンス方法をご紹介致します。
 
目次
 
 
1.ガルバリウム鋼板の特徴とメリット・デメリット
ガルバリウムとは「亜鉛」と「アルミ」と少量の「シリコン」を組み合わせた合金のことをいいます。
従来からあるトタンは薄い鉄板を亜鉛でメッキ加工したもので、正式には「亜鉛メッキ鋼板」といいます。
 
トタンは時間が経過して亜鉛が溶けてなくなってしまうと、防食効果が失われてしまうという欠点がありました。
 
そこで耐久性の高いアルミニウムが加わることで、ガルバリウム鋼板はトタンと比べて長期間に渡って鋼板をサビから守ることができます。
 
■メリット
・ガルバリウム鋼板の耐久性は25~30年といわれ、一般的なトタンの約4倍の防錆性があるので、正しくメンテナンスを行えば40年以上の耐久性が期待できる
・不燃材料なので耐火性に優れている
・日本瓦の約1/6、モルタル外壁の約1/10、窯業サイディングの約1/4の軽さなので、地震の際に建物の揺れを軽減することができ、カバー工法のリフォームにも良く採用されている
・瓦やスレート屋根材、モルタル外壁、窯業系サイディングなどと比較してひび割れの心配がない
 
■デメリット
・断熱性が低いため夏場の断熱対策が必要になる
・防音性に劣り、特に屋根からの雨音が良く聞こえる
・断熱性や防音性を向上させようとすると費用がかさむ
・衝撃に弱いため、物がぶつかると凹みやすい
・デザインの再現性が低く、特に外壁の場合には窯業サイディングに劣る
・スレート屋根材(コロニアル、カラーベスト)や窯業サイディングよりもコストが割高になる
 
耐久性の高いガルバリウム鋼板であっても、経年と共にチョーキングや色あせなどの劣化症状がみられる様になります。そのため劣化症状が見られる様になったら、適切なメンテナンスを行わなければなりません。


2.ガルバリウム鋼板の劣化症状とメンテナンス方法
 
〇ガルバリウム鋼板の劣化症状
・白サビ
ガルバリウム鋼板のメッキ層に含まれる亜鉛が酸化すると白サビが発生します。
白い斑点が表面に現れるのが特徴で、重大な影響を及ぼすものではありませんが、見栄えが非常に悪くなってしまいます。
 
・赤サビ
ガルバリウム鋼板の表面に傷や凹みがあると、次第に赤サビが発生する様になります。徐々にサビが広がって、やがてボロボロになってしまうので注意が必要です。また施工中に発生した鉄粉などが残っていて、それが錆びてもらいサビが発生することがあります。


 
〇ガルバリウム鋼板のメンテナンス
・清掃
ガルバリウム鋼板に汚染物質が付着したり、酸性雨の影響を受けたりすると、サビが発生しやすくなります。
時々水で洗い流すことで、劣化を抑えることができます。
また表面に傷や凹みを付けてしまった時には、錆止め塗料の塗布などを行ってできるだけ早めに補修しておくことが大切です。
 
・塗装
ガルバリウム鋼板においても、10~20年程度を目安に塗り替えが必要です。
塗装方法はデザインによって変わりますが、吹付工法とローラー工法の2種類があります。ガルバリウム鋼板に元からフッ素加工が行われているケースもあり、塗り替えには技術と経験が必要になります。
 

いかがでしたか?
近年ではこのガルバリウム鋼板にマグネシウムを加えたSGL(エスジーエル)というガルバリウム鋼板よりも耐久性に優れた素材も出てきております。
 

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