ガイソーブログ
現場施工ブログ 通気金具止め工法でのサイディング張り替え
2025.06.08
こんにちは!
お客様から「前回の塗装から数年しか経っていないのに、塗膜の剥がれやサイディングの膨れが気になる」とのお問い合わせをいただき、現地調査を行いました。
調査の結果、既設のサイディングは通気層が確保されていない直貼り工法で施工されていたことが判明しました。
既設のサイディングを撤去すると、裏面にはカビが発生しており、ハットジョイナーなどの金物にもサビが見られました。

ガイソー豊橋店の鬼木です。
今回は直貼り工法でサイディングが腐食してしまった現場を、通気金具工法でサイディングの張り替えを行いました。
1.塗膜の剥離


2.サイディングの腐食


お客様から「前回の塗装から数年しか経っていないのに、塗膜の剥がれやサイディングの膨れが気になる」とのお問い合わせをいただき、現地調査を行いました。
調査の結果、既設のサイディングは通気層が確保されていない直貼り工法で施工されていたことが判明しました。
直貼り工法とは、サイディングを躯体に直接釘で固定する方法で、サイディングと躯体の間に隙間(通気層)がありません。
このため、寒暖差による結露や雨水の浸入が原因でサイディングの含水率が上昇し、塗膜の剥離や腐食などの劣化症状が発生しやすくなります。
3.サイディング撤去


既設のサイディングを撤去すると、裏面にはカビが発生しており、ハットジョイナーなどの金物にもサビが見られました。
今回は幸いにも下地の腐食までは進行していませんでしたが、過去には下地や構造体まで腐食し、交換を余儀なくされた事例もあります。
4.通気金具使用


今回の工事では、厚さ15mmの通気金具を使用し、通気金具止め工法で新しいサイディングを施工しました。
この工法では、サイディングと下地の間に連続した通気層を確保することで、
●結露の防止
●浸入した水の排出
●建物の耐久性向上
といった効果が期待できます。
5.通気金具施工

6.通気金具施工


通気金具止め工法には、5mmタイプと15mmタイプの2種類があります。
●5mm金具を使用する場合:
別途、木製の通気用胴縁を設置して通気層を作る必要があります。
●15mm金具を使用する場合:
厚みがあるため、胴縁を使わなくても十分な通気層が確保できるのが特長です。
胴縁が不要な分、上下左右の通気が確保しやすく、また胴縁自体の腐食リスクもありません。
通気層の有無によって、お住まいの耐久性は大きく変わります。
サイディングに以下のような症状が現れた場合は、早めの点検をおすすめします。
●塗膜の剥離
●膨れ
●反り
●ひび割れ
これらの症状に気づいたときには、すでに内部で劣化が進行している可能性もあります。
定期的な点検で大切なお住まいを守りましょう!
「豊橋市・豊川市・新城市・田原市」にお住まいの皆様に最適なメンテナンス方法のご提案をさせていただきます。
点検・メンテナンスをご検討されている方はガイソー豊橋・豊川店にお問い合わせください。
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