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ガイソー豊橋店/豊川店

ガイソーブログ

塗装はNG?化粧スレート屋根材の落とし穴

2025.06.28
 こんにちは!
ガイソー豊橋店の平松です。
 
「屋根のメンテナンス」と聞いて真っ先に思い浮かぶ方法といえば、“屋根塗装”ではないでしょうか?
 塗装は費用を抑えることができ、施工後にはまるで新品のような見た目になるため、多くの方が「できれば塗装で済ませたい!」と思われることでしょう。
 
しかし実は、化粧スレートの中には“塗装NG”な屋根材が存在することをご存知でしょうか?
 
かつて、化粧スレートにはアスベストが含まれていました。
アスベストは耐久性・耐熱性に優れていたため、建材として長く重宝されてきましたが、健康被害(発がん性など)の問題から、2004年には製造・使用が禁止に。
 
その後登場したのが「ノンアスベスト」の屋根材です。
しかしこの移行期(2000年前後)に製造・販売されたノンアスベストの一部製品は、十分な耐久性検証がされないまま流通してしまい、現在では「塗装してもすぐに割れる」「施工中に破損する」などの問題が多く報告されています。
 
そのため、これらの屋根材には塗装によるメンテナンスが不向きとされています。
 
◆ レサス
 
 
 左右の端部が経年劣化で反り返り、歩行時に大きく割れる危険性があります。
 → 著しく劣化している場合は塗装ではなくカバー工法や葺き替えが推奨されます。
 
◆ パミール
 
 
 ミルフィーユ状に層間剥離(層がはがれる)が発生するため、塗膜が密着せず塗装してもすぐに剥がれてしまいます。
 → 完全に塗装不向きの屋根材として広く知られています。
 
◆ コロニアルNEO
 
 
 ノンアスベスト初期の製品で、非常に割れやすく経年でひび割れや脱落が多発しています。
 
◆ アーバニー
 
 
 1枚の屋根材に3本のスリットが入っており、形状的に割れやすい構造です。
 さらに、塗装の際に必要な「タスペーサー」が挿入できない構造のため、塗装により逆に雨漏りを引き起こす可能性があります。
 
「塗装で安く、きれいに!」と考えている方こそ、まずは屋根材の種類をしっかり確認することが大切です。
 
 塗装NGの屋根材に無理な施工を行えば、費用をかけてもすぐに再工事が必要になるリスクも。
屋根の劣化や不安を感じたら、まずは専門業者による調査を受け、屋根材の状態や適切なメンテナンス方法をご相談ください。
 
「豊橋市・豊川市・新城市・田原市」にお住まいの皆様に最適なメンテナンス方法のご提案をさせていただきます。
メンテナンスをご検討されている方はガイソー豊橋・豊川店にお問い合わせください。
 
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