Requires a javascript capable browser.
ガイソーロゴ
ガイソー豊橋店/豊川店
ガイソーブログ

現場施工ブログ 築50年の土葺き瓦を平板瓦に葺き替え工事!

2025.10.14 石倉 槙人
 こんにちは!
ガイソー豊橋店の石倉です。
 
築50年の土葺き瓦を平板瓦に葺き替える工事の様子をご紹介します。
長年使われた瓦屋根は一見問題なさそうに見えても、内部は土葺き工法のため非常に重量があり、地震時の負担が大きくなってしまいます。
今回は、そんな古い屋根を軽く・強くするためのリフォームです。
 
 
1棟部を解体

まずは棟(むね)部分を丁寧に解体していきます。
古い瓦を撤去する際には破損した瓦が落下しないよう、慎重に進めます。
 
 
2平部の瓦撤去

続いて屋根全体の瓦を撤去します。
当時の施工は釘やビスで固定されておらず、土で瓦を固定する「土葺き工法」が採用されていました。
また、防災瓦ではないため瓦同士のつなぎもなく、ズレやすい構造になっています。
 
 
3土の撤去

土葺きのため、瓦の下には多くの土が敷かれています。
その土をすべて撤去すると、下には杉皮やトントンシート(昔の防水シート)が出てきました。
どちらも当時主流の施工方法ですが、現在では耐久性・防水性の面で改良された新しい素材に置き換わっています。
 
 
4トントンシートを撤去

トントンシートをめくると、下地はバラ板(細い板を並べた下地)でした。
このままでは瓦を固定する桟木を施工できないため、後の工程で構造用合板を新たに張って強度を確保します。
 

5不陸調整

最後に、屋根面の高さを整える「不陸調整」を行います。
長年の経年変化で下地が歪んでいるため、このまま瓦を葺くと波打ったような仕上がりになってしまいます。
 
軒からケラバへかけて水平ラインを正確に出しながら、高さを微調整していく重要な工程です。
 
今回は、築50年の土葺き瓦を撤去し、不陸調整までの工程をご紹介しました。
昔ながらの土葺き工法は耐久性はありますが、その分屋根が重く、地震時の負担も大きくなります。
葺き替え工事では、まず古い瓦や土を撤去し、下地の状態をしっかり整えることがとても重要です。
この「不陸調整」を丁寧に行うことで、仕上がりの美しさと瓦の安定性が長く保たれます。
 
 
 
「豊橋市・豊川市・新城市・田原市」にお住まいの皆様に最適なメンテナンス方法のご提案をさせていただきます。
点検・メンテナンスをご検討されている方はガイソー豊橋・豊川店にお問い合わせください。
 
≪お問い合わせ≫
お客様専用ダイヤル 0120-215-010
受付 8:30~18:30
日曜休業
 
WEBからのお問い合わせはこちら↓
www.gaiso-toyohashi.co/contact/
 
住まいの外装リフォーム GAISO(ガイソー) トップ
ガイソーブログ
> 現場施工ブログ 築50年の土葺き瓦を平板瓦に葺き替え工事!
無料30秒!私の家の外壁塗装はいくら?
見積りを依頼する