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ガイソー豊橋店/豊川店

ガイソーブログ

昔と今の瓦屋根

2019.08.08
 こんにちは! 
ガイソー荏原です。 
 
先日、令和初の台風6号が来ましたね。
この地域では特に被害が無かったようで安心しましたが...現在9・10号と発生しているようでまた心配です。
 
台風や地震の度に瓦屋根の被害が大きくニュースになっているのを見ますが、その屋根のほとんどが古い施工方法で葺かれた瓦屋根です。
昔の瓦は手作りのため形が歪でしたので、施工は瓦の下に土を置き安定させ、その接着力で屋根に固定する『土葺き工法』が用いられ、瓦は緊結されていませんでした。土は年月が経つと痩せてしまい接着機能が弱まります。そうなると瓦を支えることができなくなってズレたり落下したりしてしまいます。



重量も重かったため地震が来て揺れたら、瓦が落ちるような工法でお家の倒壊を防いでいたとも言われています。
 
今の瓦は機械で作られており、瓦同士をしっかり噛み合わせる構造の防災瓦もあるので簡単にはズレない様になっています。
瓦の重量も軽くなったためビスで固定しますので強風でも安心です。
 


瓦を屋根に葺くと空気層ができるため、瓦屋根は夏は涼しく、冬は暖かいのです。
 
山本瓦工業グループのガイソー豊橋店・豊川店では、かわら葺き1級・2級技能士や瓦屋根診断技士など屋根の専門家が多数在籍していますので、お気軽にご相談ください。屋根・外壁の無料診断も受付中です!