ガイソーブログ
谷樋の銅板に穴が!?なぜ穴が開くの?
2023.07.22
こんにちは!ガイソー豊橋店の平松です(^^)/
谷樋のカバー・谷樋の入れ替えも工事の流れをご紹介↓
①谷樋周辺の瓦を取外し
②防水シートを張り
③ステンレスの谷樋を取付け
④瓦の復旧
みなさま、「銅」と言えば何を最初に思い浮かべますか?ちなみに私は10円玉を思い浮かべました!10円玉以外にも、キッチン用品や鎌倉の大仏様、お家の一部分にも使用されています。
雨樋・庇・屋根など建物の様々な部分にも使われている「銅」は耐久性が高く、塗装等のメンテナンスが必要ないため古くから多くの建築物に使用されてきました。
「銅」は時間が経つにつれて緑青色へ変化していくため、趣のある日本家屋に積極的に取り入れられていましたが、谷樋に使用されている銅板に穴が開いてしまい、雨漏りが発生しているお家が数多くあります。
本日はその銅板穴あき現象についてご紹介いたします!
「谷樋」屋根の谷の部分に設置されるV状に加工された板金のことを言います。
銅板は空気中の酸素や水分と反応して酸化し、銅板を腐食から守るための緑青色の錆を形成します。この緑青色の錆のおかげで銅板を長持ちさせることができるのですが、雨水の落ちる箇所へはなかなか緑青色の錆を発生させることができません。
谷樋の緑青(錆)が発生していない部分は空気中の砂埃が混じった雨が流れ込むことで銅板が少しずつ摩耗され、いずれ穴あきを引き起こしてしまいます。
谷樋は雨水が通る道なので、その道に穴が開いてしまっていたら当然雨漏りを引き起こしてしまいますよね
ガイソー豊橋店では、屋根調査の際には必ず銅板の谷樋の状態を確認し、「穴あき」や「穴あき寸前」の場合には適切なメンテナンスをご提案させていただいております。
銅板に穴が開いてしまった場合は既存の谷樋の上からステンレスの谷樋でカバーをする方法と既存の谷樋とステンレスの谷樋を入れ替える方法があります。
銅板も緑青により保護されるため耐久性がありますが、現在では銅板よりも安価で耐久性の高いステンレスでの施工が主流です。
谷樋のカバー・谷樋の入れ替えも工事の流れをご紹介↓
①谷樋周辺の瓦を取外し
②防水シートを張り
③ステンレスの谷樋を取付け
④瓦の復旧
銅板からステンレスに変わるため、耐久性もアップし見た目もきれいになります。
銅板谷樋は知らぬ間に穴あきが進行してしまう可能性があるため、定期的な状態確認とメンテナンスが必要です。
2023年7月現在のステンレス谷樋カバー・交換の施工費は1mにつき約19,800円(税込)です。
※施工箇所により足場組が必須となります。
谷樋は原因箇所だけの切り貼りは、かえって雨漏りを引き起こす原因となるため1本丸々施工する必要があります。
谷樋の穴あきによる雨漏りを放置してしまうと屋根下地を腐食させるなどして大規模な工事につながる恐れがあるので穴が開く前にメンテナンスの実施をオススメいたします。
ガイソー豊橋店は「豊橋市・豊川市・新城市・田原市」の皆様のお住まい・建物の外まわりに関するメンテナンスを承っている屋根外壁リフォーム専門店です。メンテナンスをご検討されている方はガイソー豊橋店にお問い合わせください。
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