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屋根の雨漏り修理にかかる費用とDIYの注意点|応急処置から解説

2024.03.31
屋根の雨漏りが発生してしまい、修理をしないといけないというケースは長年ご自宅に住んでいると起こりえます。屋根や外壁の塗装の寿命は一般的に10~20年ほどなので、その期間を超えると雨漏りといった破損のリスクはグッと上がるのです。この記事では、雨漏りが
発生した際の応急処置方法から、修理の方法、修理にかかる費用について解説していくので参考にしてみてください。

屋根の雨漏りが起きたらまずすべき応急処置

「家の雨漏りが発生した..!」急に雨漏りが発生したら不安になりますよね。ここではまず、雨漏りが発生した際にまずしておくべき応急処置について解説します。

バケツの設置

まずはバケツを用意して、雨漏りでもれてくる水が周りに落ちないように受けておきます。用意があれば、バケツの下に新聞紙やレジャーシートを強いておき、バケツの周りは雑巾を置いておくのもおすすめです。雨漏りの水がご自宅の床や壁にかかると、水による侵食で二次被害に繋がってしまう可能性があるため、まず二次被害をおさえるために水を受けておく必要があります。

雨漏り箇所がわかれば写真を撮っておく

この際、雨漏りしてくる部分の写真も撮って置けると良いでしょう。雨漏りが発生すると、最初に発生した部分から破損箇所が広がって元々の破損原因部分を特定することが難しくなります。そのため、まず写真を撮って雨漏り部分を記録に残しておくようにしましょう。

ブルーシートを屋根に被せる

雨が止んだら、次に雨が降ってくる場合に備えて屋根の応急処置を進めます。ブルーシートを用意し、雨漏りが発生しているであろう部分の上にブルーシートを被せます。この際、ブルーシートが風邪で飛ばされないように、防水機能を持ったテープでブルーシートを補強するか、砂利が入った土囊袋でブルーシートを抑えておくようにしてください。

なお、この作業は屋根に登って作業を行う必要があるため、必ず2人以上で作業を行うようにしてください。

防水テープで雨漏り箇所をカバーする

雨漏り箇所がある程度特定できている場合は、防水テープで補強するという方法もあります。防水テープはホームセンターなどで購入可能です。雨漏り箇所の周辺を雑巾などで掃除して埃・汚れをとっておき、粘着性が高くなるようにして防水テープを貼り付けます。

コーキングで雨漏り箇所を埋める

原因箇所の隙間をコーキング剤で埋めるという手もあります。場合によってはコーキングガンを用いて埋めるのも良いでしょう。コーキング剤・コーキングガンともにホームセンターで購入可能です。

屋根の雨漏り修理は依頼すべき?DIYでもできる?

屋根の雨漏り修理は業者に依頼すべきか、DIYですべきか、どのように修理をすべきか疑問に思われる方も多いでしょう。ここでは、それぞれのメリットデメリットを解説するので参考にしてみてください。

業者に依頼するほうが安心

屋根の修理は業者に任せると安心です。そもそも、一般の方でリフォーム・DIYが好きな方でない限りはご自身で施工箇所を特定し、適切な工事を行うのは難しいでしょう。また、高所に登って作業をするのもかなり危険です。そのうえ、生涯にわたって家に住むとなると、数回屋根の修理や補修が必要になることもあります。その際、我流でDIYで工事をした経験がある場合はその部分に合わせて屋根全体を修繕する必要になるため、仮に次回以降業者に依頼するとなった場合に、工事の難易度が上がって工事費用が膨らんでしまう可能性があります。費用が少しかかってしまう点は難点ですが、施工品質を保ちながら安全に工事を依頼するとなると、業者に任せるのが良いでしょう。

DIYは危険だが、費用は抑えられる

とにかく費用を抑えたいという方はDIYでするという手もあります。ご自身でホームセンターで工具を購入し、自分で雨漏りの修理を行います。ただこの場合、屋根に登って作業を行う必要があるため2人以上で作業を行うようにしましょう。実際、DIYで修理をしようとして転落し大怪我に繋がっている事例も聞きますので、作業役と補助役の2人にわかれて作業を行うようにしましょう。

屋根の雨漏り修理にかかる費用


屋根の雨漏り修理は多くの場合、屋根材の部分補修やコーキング修理のみになるので、3~7万円ほどで工事を依頼することが可能です。ただし、雨漏りが起きるということは屋根全体が劣化している可能性もあるため、その場合は屋根全体の補修が必要になることもあります。屋根材の交換が必要だったり、棟板金という屋根の頂上にある部材の交換が必要になる場合は少し値段が上がってきます。屋根全体の補修が必要になった場合の費用は以下のとおりです。

修理項目 費用
部分補修・コーキング修理 1万円〜7万円
板金交換 3万円〜10万円
屋根材の差し替え 1万円〜4万円
カバー工法 70〜150万円
葺き替え 100〜200万円
塗装(30㎡の場合) 60〜70万円

「お金がない」屋根の雨漏り修理費用を工面するには?

屋根修理を業者に依頼したいけれど、お金を用意できないという方も多くいらっしゃいます。ここでは、実際に施工する中で様々な方が利用されているお金の工面方法を解説するので参考にしてみてください。

リフォームローンを活用する

手元にまとまった資金がないという方はリフォームローンを利用して外壁塗装工事をするという手があります。
ローンを利用すると金利がついて総費用は高くついてしまいますが、その代わりに手元にお金がなくても月々一定額を支払っていくことができます。
業者ごとにさまざまな条件、金利のリフォームローンが用意されていますし、銀行などの金融機関に相談してリフォームローンを借りるという方法もあるので、一度ローンの借り入れを検討してみてはいかがでしょうか。

相見積もりをとって交渉する

複数社から相見積もりを取って価格を比較し、金額を下げられないか交渉するという手もあります。
業者ごとに工事の条件や単価は異なるため、さまざまな見積もりが上がってきます。その中で安い見積書をベースに、他の業者に金額を相談しながら価格競争させて費用を押し下げることが可能です。
ただし、中には不当に安い金額を提示して一見安く見せつつ、手抜き工事をしたり工事が施行されてから追加費用を徴収したりする悪徳業者がいることも事実です。そのため、相場と比較して明らかに安い見積もりが届いた場合でもそれに飛び付かず、一度妥当な金額なのかどうかを確認するようにしましょう。

屋根の雨漏り修理は助成金や火災保険が利用できることも?

屋根塗装などのリフォーム工事には、自治体ごとに助成金や補助金が用意されています。工事を依頼する前に一度、ご自宅のある自治体で助成金が支給されるか確認しておくようにしましょう。助成金は、工事前に申請しておかないと許可が降りずお金が支給されないケースがほとんどです。多くの場合、15万円〜30万円ほどの金額が支給されるので事前に自治体のホームページで確認しておき、助成金がある場合は申請を済ませた上で工事の相談を進めるようにしましょう。

また、火災保険制度を利用して屋根の雨漏り修理をするという手もあります。地震や火災などの災害によって屋根が破損した場合には、火災保険を提供して費用を補填してもらうことが可能です。工事費用の見積もりを取ってもらい、その見積書を火災保険会社に提出することで、免責金額を超えている場合は全額を支払ってもらうことができます。免責金額とは、火災保険制度やプランごとに定められている自己負担額のことを指します。

これらの助成金・火災保険制度を利用して工事費用を抑えつつ工事を依頼するという方法もあるので、ご自宅で適用可能か事前に確認しておくようにしましょう。

屋根の雨漏り修理業者の選び方


続いて、屋根の雨漏り修理業者の選び方を解説します。

実績・口コミを確認する

まず、業者のホームページから実績を確認したり、口コミサイト・SNSで口コミを確認すると良いでしょう。
実績が豊富な業者だと、修理や修繕のノウハウがたまっているため、安心して任せることができます。結果として施行不良が起きる可能性がかなり低くなります。
また、口コミやSNSを確認して、その業者の悪評がないかも事前に確認しておくと良いでしょう。

保証制度が用意されている

業者によっては保証制度が用意されている場合があるので、不安な方はこの保証制度がある業者を選ぶようにしましょう。保証期間内なら、仮に修理不良が発生しても再度修理依頼をすることができるため、施行不良が起きても安心です。

見積もりが丁寧で細かく記載されている

多くの業者は、まず見積もりだけおこなってその後契約を交わし、実際に修理を依頼することになります。その際見積書をもらった段階で、「見積書が項目別に細かく記載されているか」「それぞれの項目に関して質問すると、はぐらかすことなく丁寧に答えてくれるか」の2点を注目しておきましょう。
優良業者ならそれぞれの費用がかかっている背景を細かくできるはずですが、ぼったくり魚者や悪徳業者の場合、よくわからない雑費や諸経費に費用が計上されている場合が多いです。

屋根の雨漏り修理を自分でする際の流れ・必要な道具

続いて、自分で屋根の雨漏り修理をする際の方法と必要な道具について解説していきます。

必要な道具

シーリング材

まず、ひび割れ箇所を補修するためのシーリング材が必要です。500~1000円ほどで購入することができます。
なお、シーリング材にはさまざまな種類がありますが、あとから補修箇所を目立たせないようにするためには変性シリコーンタイプがおすすめです。

ヘラ・パテ

シーリング材を伸ばして滑らかにし、表面をきれいにするためのヘラやパテを用意しましょう。外壁を傷つけないために、ゴム製など柔らかい素材でできているものがおすすめです。
ホームセンターで500円ほどで購入できます。

コーキングガン

シーリング材によっては、中身を容器から出すためにコーキングガンが必要になるものもあります。歯磨き型のシーリング材なら素手で抽出可能ですが、ひび割れが箇所が大きい場合だと、大きいシーリング財が必要になるため、その場合はコーキングガンもセットで必要になります。
種類にもよりますが、ホームセンターで1000円〜で購入可能です。

マスキングテープ

修繕箇所以外を守るために、マスキングテープを購入しておくと良いでしょう。ひび割れ箇所の周りに貼っておき、周りの外壁にシーリング材が付着しないようにします。

プライマー

コーキングの劣化を修繕する場合は、プライマーと呼ばれる下地もセットで塗る必要があります。シーリング材と外壁の接着強度を高めるために、プライマー(下地)→コーキングという順番で塗っていくことになります。ホームセンターで500円ほどで購入可能です。

雑巾・洗浄剤

修繕部分をきれいにするための雑巾・洗浄剤もセットで用意しておきましょう。修繕部分に埃や汚れがついたまま施工をしてしまうと、施行品質が落ちてすぐに修理が必要になることもあります。一般的に洗浄の際は高圧洗浄機を使いますが、今回は雨漏り修理ということで丁寧に掃除する必要があるので、雑巾を用いて優しく掃除するようにしましょう。

自分で雨漏り修理をする際の流れ

1.足場の設置
2.修繕部分の掃除・乾燥
3.修繕
4.仕上げ

まずはハシゴや足場を設置して作業をする環境を整えます。この際、かならず2名以上で作業することを心がけてください。修繕箇所を修理するために安全な足場環境が出来上がったら、続いて修繕箇所の清掃と乾燥を行います。湿っている状態だと、乾燥した際に今ひび割れている箇所以上にひび割れが起こることもあるため、きちんと掃除をした上で一度乾燥させるようにしましょう。掃除ができたら次はマスキングテープで破損箇所の周辺を保護し、修繕作業の開始です。コーキング剤を充填して作業を行い、コーキング剤が乾き切る前にマスキングテープを剥がすようにしましょう。

まとめ

この記事では、屋根の雨漏り修理の方法とかかる費用、利用できる補助金制度について解説してきました。雨漏りが発生すると焦ってしまいますが、落ち着いて応急処置を施したうえで、業者選びを進めることが大切になります。なお、屋根の雨漏り修理を業者に依頼したい方は、ガイソーにて無料で建物診断から見積書の作成まで行っていますので、工事の金額が不安な方はぜひお気軽にお問い合わせください。
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