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ガイソー豊橋店/豊川店

ガイソーブログ

ベランダ防水の種類を徹底比較

2023.12.28
ガイソー豊橋店の石倉です。
建物の雨漏りは外壁や屋根から発生する事が多いですが、ベランダからも発生している可能性があります。みなさまの家のベランダの床は膨れていたり、ひび割れがあったりしませんか?
今回はベランダの防水メンテナンスについて説明したいと思います。
 
 
1防水工事の必要性と種類
ベランダの防水層は徐々に衰えていきます。ベランダの防水層は衰えると下地に水分がしみ込んで、ベランダに接している壁や天井から雨漏りが発生する可能性があります。
ベランダの防水工事には主に4種類あります。
①トップコート塗装
②FRP防水
③シート防水
④ウレタン防水
 
 
2トップコート塗装
ベランダの表面には防水層をコーティングしているトップコートが塗られています。
耐用年数が約5年で、日々雨や紫外線で保護効果が低下してくるので内部の防水層が痛む前に塗り替え作業をすることが重要です。

 
3FRP防水
シート状の防水繊維を貼り固める工法。軽量で丈夫。
FRPシートを貼りその上からトップコートを塗るだけなので工期が短く軽いです。
紫外線に弱くヒビ割れしやすい為、こまめなメンテナンスが必要です。
 
4シート防水
厚さ1~2㎜の塩ビ製やゴム製のシートを床面に貼り付ける工法です。平坦で面積が広い床面に適しています。紫外線に強くデザインが豊富ですが、15年に一度、全交換が必要で凹凸がある床には施工出来ません。
 
5ウレタン防水
ウレタン防水は多く利用される防水工事で、主な工法として「密着工法」と「絶縁工法」の2種類があります。
 
密着工法はウレタン防水材を下地に塗った後、補強布を貼り付けその上からさらにウレタン防水材を塗りトップコートで仕上げる工法です。
工期が早く費用も安く抑える事ができますが、下地の影響を受けやすくひび割れなどが発生しやすいので注意が必要です。下地が水分を含んだままウレタン防水で蓋をしてしまうと、熱で蒸発した水分が逃げ場を失い膨れが発生します。既に雨漏りしている建物や下地は乾燥させるのが難しいため絶縁工法のほうがいいです。
 
絶縁工法は溝があいている通気緩衝シートを貼り付けその上からウレタン防水を塗り、空気を逃がす脱気筒を取り付ける事で中の水分を逃がす工法です。
費用は掛かりますが下地が湿っていても施工できるため築年数が経過した建物や雨漏りしてしまった建物に最適です。

 
6補修のタイミング
築年数又は防水工事を行ってから5年ほどの場合はトップコート塗装、10年以上経過している場合は状態にあった防水工事をおこないましょう。
表面が色あせている、ひび割れが発生している、降雨の後に水たまりができている、コケや藻が発生している場合は要注意です。


ベランダは家の一部であり、しっかりと防水処理を行うことが重要です。ベランダの防水が不十分だと、ベランダだけではなく他の場所の劣化や雨漏りが起こる可能性がある為、定期的なメンテナンスをオススメ致します。
 
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