Requires a javascript capable browser.

ガイソー豊橋店/豊川店

ガイソーブログ

透明な敵!天井裏の結露とその対策

2024.05.02
 目次
1結露とは
2結露が発生しやすい場所
3結露を放置した場合に起こるデメリット
4結露を防ぐ方法

こんにちは!
ガイソー豊橋店の石倉です。
みなさまは夏場に冷たい飲み物を注いだ時にグラスに結露が発生するのを見たことがあると思います。実はその結露はご自宅でも発生しているのです。ではどこで発生しているのか、放置したときのデメリットはあるのか説明いたします。

1結露とは

結露とは暖かい空気中に含まれる水蒸気が何かによって冷やされることで発生します。
空気中に含むことのできる水蒸気量は決まっていて暖かい空気ほど多く含みます。冷たい空気は含める量が少ないです。これが冬の空気が乾燥している理由です。暖かい空気が冷やされることによって含むことのできる水蒸気量が減ります。その含まれなくなった水蒸気が水に変化します。
家で言うと暖房が効いた部屋内の空気が窓や屋根などの外気で冷えた部分に当たることで空気が冷えて発生します。

2結露が発生しやすい場所

〇屋根材の表面
冬季限定で温度差によって発生する霜は結露と同じ現象です。
〇ルーフィングの裏側と野地板の表側
ルーフィングと野地板の間で発生します。
〇野地板の室内側
冬季に室内温度と天井温度の差で結露が発生します。
〇屋根材や野地板を固定する釘
夏季の高温な空気と冷たい金属が結露を発生させます。
〇窓・サッシ
外気と室内の気温差で発生します。
〇お風呂
湯船の湿度の高い湯気と室内温度との差で発生します。

3結露を放置した場合に起こるデメリット

結露を放置するとその湿気でカビが発生します。発生したカビを餌とするダニなども発生しやすくなります。また、天井や壁などの部材が腐食したり、錆の発生などを引き起こす場合があります。窓やサッシは目で見える場所のためカビが発生しても掃除出来ますが、天井は確認する事ができないため知らない内に野地板や垂木や母屋などの構造材が腐っている可能性があります。
結露で発生した水滴が断熱材に垂れて断熱材が濡れる事により機能が低下します。
天井裏で発生した結露が水滴となり天井に落ちる事で天井板にシミが出来て雨漏りと勘違いするケースもあります。

4結露を防ぐ方法

結露を防ぐ方法として一番はこまめに換気し室内の湿気を減らす事です。冬季の暖房はストーブを使わずに電気ヒーターやエアコンを使用する事で室内の湿気を増やすことなく温められます。冬季は日照時間が少ない為、洗濯物を室内に干してしまうことが多いですが洗濯物の湿気で室内の湿度が上がってしまうので結露が発生しやすいです。窓やサッシに発生した結露は床に落ちる前になるべくふき取るようにしてください。
室内と外気の温度差よりも室内の湿気を減らすようにしてください。
注意点として天井裏の断熱材が屋根材の野地板の下についているか、天井板の上についているかによって換気されている場所が変わるので結露する場所が変わります。
屋根断熱の場合は天井裏の換気が無い為、結露が発生した場合に被害が大きくなりがちです。逆に天井断熱は軒天から天井裏に換気があるので被害は天井より下だけで済みます。

このように屋根の下地や天井裏が腐食したり、カビが発生するのは雨漏りだけではなく結露が原因でなる事もあります。断熱材と換気の位置が間違って施工されていない限り雨漏りと勘違いするほどの結露が発生する事はありません。ですが少しずつ発生した結露で下地が腐ってしまう可能性があるので注意しましょう。

「豊橋市・豊川市・新城市・田原市」にお住まいの皆様に最適なメンテナンス方法のご提案をさせて頂きます!メンテナンスをご検討されている方はガイソー豊橋店にお問い合わせください。
お客様専用ダイヤル 0120-215-010  受付8:30~18:30 日曜日休業

住まいの外装リフォーム GAISO(ガイソー) トップ
ガイソーブログ
> 透明な敵!天井裏の結露とその対策
無料30秒!私の家の外壁塗装はいくら?
見積りを依頼する