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屋根リフォームを考えている方必見!ルーフィングの役割

2024.06.20
 目次
 
 
こんにちは!
ガイソー豊橋店の石倉です。
 
みなさまは「ルーフィング」という言葉を聞いたことはございますか?新築や屋根のリフォームをしないと聞けない言葉だと思います。意外と知られていないルーフィングの役割や重要性を説明したいと思います。
 

1ルーフィングとは

ルーフィングとは屋根に使われる部材で防水の役割を持ちます。下地である野地板の上にタッカーという大きいホッチキスや粘着にて施工され、その上から屋根材が施工されます。
厚さは約1㎜程度のシートですが台風時に屋根材の隙間などから浸入した雨水を室内に漏らさない為の重要な役割を果たしています。
 
一般的に屋根材で雨を防いでいると思われがちですが、実は単体の防水性能だけで見た場合は、屋根材よりルーフィングの方が優れています。ですので、どの屋根材においてもルーフィングなしの施工は基本的にはしません。カバー工法時にも既存屋根材の上に新しいルーフィングを施工致します。
ルーフィングは紫外線に弱い為、屋根材を被せる事で紫外線から守っています。
 

2ルーフィングの種類

代表的な種類としては二種類あります。透湿系ルーフィングと非透湿系ルーフィングです。
透湿とは湿気は通して水は通さないようになっており、湿気による結露や木材の腐食を起こさない仕組みになっています。室内からの湿気の排除と野地板の乾燥がしやすい為、結露が発生しやすい屋根断熱住宅におすすめです。高価ですが耐用年数は40年以上と言われています。
 
非透湿は湿気すら通さない防水機能第一のルーフィングになります。代表的なものとしてアスファルトでできたアスファルトルーフィングです。アスファルトは融点が低いので高温になる夏は軟らかくなり、低温になる冬は硬くなり柔軟性が無くなります。これが繰り返されることにより劣化しヒビや亀裂が発生します。安価で耐用年数は20年程です。
 
これを改善したものが改質ゴムアスファルトルーフィングです。耐用年数は25年以上となります。
 
浸透系は外壁で使われることが多く屋根ではまだ馴染んでいないのでシェアは全体の5%程度です。種類が多く安価な非浸透ルーフィングが人気になっています。
ルーフィングを選ぶ注意点として屋根材との相性や屋根材次第では使用できないルーフィングがあります。また、耐久性が屋根材と同じかそれ以上の耐久性を持つルーフィングを選びましょう。屋根材が良くてもルーフィングが劣化して雨漏りした場合は、瓦屋根以外の屋根材は再度使用ができなくなる為、葺き替えかカバー工法になってしまいます。


 
 

3施工方法

既存屋根材の種類によってルーフィングの止め方は変わってきます。屋根カバーやスレート屋根の場合はタッカーがきかない為、釘やビス、粘着によって施工します。一般的に新築・葺き替え時はタッカーを使用し、カバー工法時は接着を使用します。
屋根材を釘やビスで止めた場合、ルーフィングに穴が開き隙間が出来てしまいます。ですが新品のルーフィングは熱で溶けやすくなっているので釘やビスと密着し穴を塞いでくれます。劣化したルーフィングは密着してくれないのでカバー工法時には、新しくルーフィングを施工してカバー屋根材の釘やビスの隙間からの雨漏りが発生しない様にします。
基本的に円を描きながら軒先から棟に向かってメーカー規程の幅を重ねて施工します。
 
重ねる幅は100㎜~250㎜が多いです。また下屋根の外壁との取り合い部分も250㎜以上立ち上げます。
重なりが不十分、順序を間違えるなど施工方法を間違えると雨漏りに繋がります。また屋根を被せてしまうと見えなくなる為、見積書の時点でメーカー名・商品名を把握しましょう。記載されていない場合は注意が必要です。


 
ルーフィングは雨漏りにおいて重要な部材です。どうしても屋根材にコストを掛けがちですがルーフィングと屋根材がセットで耐候年数が上がると考えて下さい。どちらかが良くても無駄になってしまうのでバランスのいい選択をしましょう。
 
 
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