ガイソーブログ
地震の備えと家への影響 後編
2018.08.16
みなさん、こんにちは、ガイソー豊橋です!
前回、大きな地震が発生したあとの外壁の状況や古いブロック塀への対策についてお伝えしました。
今回は、現在住んでいる家の耐震について。
耐震性にとって重要なものの1つに屋根の重量があります。
建物は重いほど揺れに対して弱いもの。地震の際、重い建物の揺れは収まりにくく、最悪の場合1階部分がつぶれてしまうことがあります(座屈)。
耐震性を考えたときに屋根は軽い方が有効というわけですが、そもそも屋根はどのくらいの重量があるのかご存知でしょうか。
軽い屋根の家で2~3トン、
普通の家で4~5トン、
昔の土葺き屋根の家では7~8トンにもなります。
7~8トンというと車が3台くらい載っているのと同じ状態。よく考えたら非常に怖いですね。昔は基礎がなく、上部を重たくすることで家を抑えつけていましたが、現代は強固な基礎があり、その基礎が家を引っ張って支えるため軽いに越したことはないのです。
土葺き屋根のお住まいであれば、リフォームのタイミングで土を除去するだけでも重量は半分近くになり、耐震性を高めることができます。
土葺き屋根に関しては瓦の落下にも注意が必要です。土葺きは釘を使わないため、経年により土が乾燥すると瓦がただ載っているだけの状態になり、地震の揺れにより瓦が落下する可能性もあり非常に危険です。通行人や近隣の住宅への被害は、所有者の責任が問われることもあります。現代の工法では、瓦は釘を使って固定するためこのような心配もありません。
快適性から瓦屋根を選ばれる方も多いですが、軽量化と確実な固定がポイントです。
「重みでつぶれるのが心配」
「通行人に瓦が落ちたらどうしよう」
このような相談もあり、当社では年間に何軒もの屋根の軽量化、瓦を固定する工事を行っています。地震の際にトラブルが起きにくい屋根にリフォームすることは可能。まずはしっかりと点検することをおすすめします。
前回、大きな地震が発生したあとの外壁の状況や古いブロック塀への対策についてお伝えしました。
今回は、現在住んでいる家の耐震について。
耐震性にとって重要なものの1つに屋根の重量があります。
建物は重いほど揺れに対して弱いもの。地震の際、重い建物の揺れは収まりにくく、最悪の場合1階部分がつぶれてしまうことがあります(座屈)。
耐震性を考えたときに屋根は軽い方が有効というわけですが、そもそも屋根はどのくらいの重量があるのかご存知でしょうか。
軽い屋根の家で2~3トン、
普通の家で4~5トン、
昔の土葺き屋根の家では7~8トンにもなります。
7~8トンというと車が3台くらい載っているのと同じ状態。よく考えたら非常に怖いですね。昔は基礎がなく、上部を重たくすることで家を抑えつけていましたが、現代は強固な基礎があり、その基礎が家を引っ張って支えるため軽いに越したことはないのです。
土葺き屋根のお住まいであれば、リフォームのタイミングで土を除去するだけでも重量は半分近くになり、耐震性を高めることができます。
土葺き屋根に関しては瓦の落下にも注意が必要です。土葺きは釘を使わないため、経年により土が乾燥すると瓦がただ載っているだけの状態になり、地震の揺れにより瓦が落下する可能性もあり非常に危険です。通行人や近隣の住宅への被害は、所有者の責任が問われることもあります。現代の工法では、瓦は釘を使って固定するためこのような心配もありません。
快適性から瓦屋根を選ばれる方も多いですが、軽量化と確実な固定がポイントです。
「重みでつぶれるのが心配」
「通行人に瓦が落ちたらどうしよう」
このような相談もあり、当社では年間に何軒もの屋根の軽量化、瓦を固定する工事を行っています。地震の際にトラブルが起きにくい屋根にリフォームすることは可能。まずはしっかりと点検することをおすすめします。
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