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日本家屋に多い漆喰!漆喰って何で出来ていてなんの役割をしているの?

2020.10.31
 こんにちは!
ガイソー豊橋店榑林です。

今回は漆喰についてお伝えしたいと思います。


 
漆喰は日本では数多くのご自宅に使用されてきました。最近では室内にも取り入れられたり幅広く使用されているものですが、そもそも何でできているのか、メンテナンスの時期はいつが良いのかご存じでしょうか?
 
 
1・漆喰は何で出来ているの?

原料は石灰で出来ています。
グラウンドなどに線を引くための白い粉と同じ成分です。
 
その石灰にワラ・スサ・海藻からとった糊(のり)などを混ぜたものが漆喰になります。
漆喰の特徴は、見た目も真っ白で美しく二酸化炭素を吸って硬化する性質があるので耐候性が高いのが特徴です。
 
日本の伝統的な家屋の壁やお城などにも利用されている漆喰ですが、ピラミッドの壁にも使用されていたのが漆喰の起源とされていて、歴史は長く5000年以上も昔から使用されてきました。
 
 
2・漆喰の重要な役割

漆喰は、瓦や壁の上塗り、天井など様々な場所で使用されています。
屋根の漆喰は、屋根の棟と瓦の間の隙間を埋め、瓦の下にある屋根の葺き土(ふきつち)を雨風から守り、瓦と瓦を接着させる目的で漆喰が塗られています。

 
そんな重要な役割をしている漆喰がなくなってしまったら…
 
雨水が屋根の内部へ入ってしまったり、強風で瓦が飛散してしまったりします。
屋根を形成するのに漆喰は欠かせないのです。
 
3・漆喰のメンテナンス時期は?
屋根に使用される瓦は50年以上耐侯年数がありますが、漆喰は20年前後と瓦に比べて寿命が短いです。漆喰は劣化していくものなので定期的なメンテナンスが必要です。

主な劣化原因は
①雨風
漆喰に雨が直接あたる事での劣化。
風にあおられることで漆喰が歪み、ヒビ割れが起こります。

②紫外線や寒暖差による伸び縮み
伸び縮みすることにより漆喰が痩せていき剥がれ落ちてしまいます。
剥がれた漆喰の隙間から雨水が侵入し、棟全体にダメージが及んでしまう事が無いよう10年~15年でメンテナンスを依頼しましょう。

 
庭などに白い塊が落ちていたりします。そのような場合は漆喰が剥がれている可能性があります。軒先などは目視出来ますが棟部は目視が難しい箇所になります。
ご自身で点検せずにプロに依頼しましょう。

 
屋根の点検をすると下から見上げただけでは分からない補修箇所がある事が多々あります。
瓦のズレや、割れ等がある事があります。これらも放置してしまうと落下や雨漏りなどの原因になる事があります。
 
屋根点検は定期的に行う事をお勧めします。
屋根のご不安やご相談はガイソー豊橋店・豊川店にお任せください。
 
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