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ガイソーブログ
今さら聞けない!スレート屋根のおすすめメンテナンス方法は?塗装とカバー工法のメリットとデメリット
2023年02月22日
目次


◇カバー工法 メリット


◇葺き替え メリット



こんにちは!ガイソー豊橋店榑林です。
今回は屋根メンテナンスについてご紹介いたします。
屋根材の中でもスレート材は一番シェアが高い屋根材です。
代表的な住宅用スレート屋根としてコロニアル(旧クボタ・現KMEW)が挙げられ、通称「カラーベスト」と呼ばれています。
人気の理由は初期費用が比較的安く、工期も短い為新築時には価格を抑えられるため採用されることが多い屋根材です。
しかし、どんな屋根材もメンテナンスは必ず必要になります。
スレート屋根材の場合のメンテナンスは
①塗装
②カバー工法
③葺き替え
の3種類の方法があります。
どの工法を選択するかによってご自宅の寿命やコストに大きくかかわってきますので慎重に検討する必要があります。
スレート屋根をメンテナンスするのにまず検討するのが塗装になるかと思います。
◇屋根塗装 メリット
・屋根材の防水性を高める
・苔の発生抑制
・カバー工法や葺き替えに比べてコストがかからない
◆屋根塗装 デメリット
・屋根材の寿命が大幅に伸びるわけではない
・ひび割れや破損が発生する可能性がある
・雨漏りを誘発する危険性がある
・屋根塗装の場合10年程度で再塗装が必ず必要になる
屋根塗装の場合は塗装前の屋根の状態が非常に重要です。
過去の塗装の有無や現状の屋根の状態によっては塗装を行う事により劣化を早めてしまうこともあります。
しっかりと調査を行ったうえで検討しましょう。



◇カバー工法 メリット
・既存屋根上に新たな屋根材を施工するため、撤去処分費が発生しない為コストを抑えることができる
・カバー工法用屋根材には断熱材を使用した屋根材も多くあり断熱性や遮音性の向上が期待できる
・既存屋根上に片面粘着ルーフィングを施工してからカバー工事を行うため防水性の向上が期待できる。
◆カバー工法 デメリット
・既存の屋根材上にカバーするため下地の状態が確認できない
※雨漏りが発生していて野地板が腐食している等が発見できない
・屋根塗装と比較してコストが大幅にアップする
カバー工法の場合、屋根塗装にはないメリットが豊富にあります。
新しい屋根材でカバーを行うため耐候性・美観向上などご自宅の寿命を大幅に伸ばせるのもメリットかもしれません。



◇葺き替え メリット
・既存屋根材を撤去するため下地の確認ができ腐食があった場合等は下地のメンテナンスも可能になり自宅そのものの寿命を延ばすことができる
・既存屋根材を撤去することで現状の屋根よりも軽くできる可能性がある。耐震性の向上
◆葺き替え デメリット
・費用が高い
・既存屋根材によって処分費用が大幅に変わる
葺き替えのデメリットは主にコストの問題です。
特に既存の屋根材にアスベスト含有の場合、その処分費用は年々上がっており高額になる可能性もあります。
しかし、いつか解体しなければならない場合は早めにアスベストを撤去することでその費用は抑えられるかもしれません。




スレート屋根は3パターンのメンテナンス方法があるのがお分かりいただけたでしょうか?
ご自宅のメンテナンスを行う際はコストも考慮しなければなりませんが、どの方法でメンテナンスをするのかによってその後のメンテナンスやご自宅の寿命に大きく関わってきます。
屋根メンテナンスのお悩みやご相談はガイソー豊橋店・豊川店にお任せください。
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