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ガイソー豊橋店/豊川店

ガイソーブログ

実は重要?雨どいの役割!

2024.01.16
 目次
 
 
こんにちは!
ガイソー豊橋店の石倉です。
 
みなさまは雨どいがついている理由を考えたことはありますか?
雨どいは一般的に屋根に降った雨水を地面に流す為についていると思われがちですが、他にも重要な役割があります。また、素材や形も複数あるのでまとめていこうと思います。
 
1雨どいとは
雨どいとはご存じのとおり屋根の上に流れる雨水を軒どいで受けて地面まで運ぶための装置です。
雨どいは主に軒どい・軒継手・軒まがり・集水器・止まり・呼びどい・縦どい・縦継手・エルボ・寄せマス・角マスの部材で構成されています。

 
2雨どいはなぜ必要か
雨どいは雨が住宅の外壁へ与える影響を低減するための大切な部材です。雨どいを設置していない場合、屋根から勢いよく落ちてきた雨水が地面をえぐり土や泥が跳ねかえります。それが外壁を汚したり、基礎を傷めます。また屋根から水が落ちる為、騒音を引き起こします。
 
3雨どいの形状と素材
主な形状として2種類あります。
 
〇半丸型
雨どいの中でも一番よく知られている形状の種類が「半円型」です。「半丸型」とも言い、筒を半分に切ったような形をしています。

 
〇角型
角張った断面をしている「角型」の形状の雨どいは、かつて主流だった半円型に代わって、近年よく見られるようになりました。角型の雨どいは、半円状の雨どいよりも受け流す水量が多いという特徴を持っています。(※サイズによっては大容量の半円型もあります。)大容量のため、豪雨の際でもしっかりと雨を受け止めて排水してくれるので安心感があります。


 

主な素材として4種類あります。
 
〇塩化ビニール樹脂
硬質塩化ビニールとは、塩化ビニール樹脂を原料にした素材で、強度に優れています。
一般住宅でよく使用されているのが、この硬質塩化ビニール製の雨どいです。ただし、紫外線に長い間さらされると劣化しやすいため、破損したら交換したり、定期的に塗装をする必要があります。

〇ステンレス
ステンレス製の雨どいの大きな特徴は、サビが発生しにくいという点です。ステンレスとは、一定量のクロムを鉄に加えて腐食しにくくした素材です。クロムとは金属元素のことで、鉄に混ぜることで耐久性のある合金になります。
雨どいは雨にさらされ続ける部分なので、ステンレス製であれば美観を著しく損なうことはありません。また、強度もあるため雨どいにも向いている素材といえます。

〇銅
銅製の雨どいはサビにくく軽量で、加工がしやすいという特徴があります。耐久性に優れてはいますが、価格が高い点がデメリットとなります。

〇ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板は鋼板にメッキを施しており、耐久性が高いという特徴があります。
サビにくいですが、金属系の素材ではあるので、雨に長い間さらされる場合は注意が必要となります。また、施工価格が高めになるので一般住宅の雨どいではあまり使用されません。
 
 
4修理が必要となる症状

〇雨水の漏れ
雨どいから雨水が溢れ出ている場合は、不具合が発生しているので修理が必要となります。雨水の溢れは軒どいや集水器の詰まりが原因である場合が多いため、掃除を検討して下さい。

〇破損や不具合
雨どいの破損や不具合があれば、排水機能が低下してしまうため修理が必要です。
主に、ヒビ・割れ・歪みの破損が見られたら早めに補修しましょう。どれも、経年劣化や風雨による衝撃が原因で発生します。
 

普段は目立たない雨どいですが、実は家を陰ながら守ることに大きな力を発揮しています。ちょっとした不具合なら「様子を見よう」と考える方もいますが、お住まいの寿命とも関わる重要なものなので、後回しにすることなく定期的なメンテナンスを行った方がいいでしょう。
 
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