ガイソーブログ
自宅が倒壊しにくい屋根!災害に強い屋根とは
2024.02.01
こんにちは!
ガイソー豊橋店榑林です。
1月1日に発生した能登半島地震で多くの家が倒壊や半倒壊してしまい多くの方の命が失われてしまいました。
愛知県においてもいつ、このような大きな地震が発生してもおかしくないといわれており、被災しない為のリフォームが大変重要になります。
今回は、倒壊しにくい自宅にするためのリフォームについてご紹介いたします。
①築年数が経過していて、適切なメンテナンスがされていない
1981年以降、何度か建築基準法が改正され現在の耐震基準が作られました。
その為築40年以上の自宅は地震に備えるリフォームが必要です。
②屋根が重い
お住いの自宅がどのような屋根材で、どのような施工がされているかがとても重要です。
屋根が重かったり、最新のガイドラインで施工されていない屋根は倒壊や瓦屋根が崩れ落ちてくる危険性があります。
屋根が重いと重心が上にあるため、地震の揺れの影響を大きく受けてしまいます。
屋根が重いと倒壊する可能性が高くなります。
既存の屋根が土葺き瓦屋根の場合
1㎡→70㎏ 『非常に重い屋根』
土葺きでない瓦屋根(乾式工法)
1㎡→42㎏ 『重い屋根』
施工された時代や施工方法によって若干の誤差はありますが、昭和に建てられた住宅は屋根が非常に重たい為、軽量化をおすすめします。
屋根を軽くする方法は『葺き替え工事』です。
葺き替えは、非常に重たい屋根から軽い屋根への葺き替えを行う事で屋根の軽量化と耐震性の向上に繋がります。
ただ、屋根を軽量化しても建物の構造躯体が耐震基準を満たしていなかったり、耐震性の低い設計であれば大きな地震で倒壊する危険性はありますのでご注意ください。
既設屋根が『土葺き瓦屋根』の場合、土を取り除き乾式工法にするだけで1㎡で30㎏近く軽量化できます。
そして同じ瓦でも現代の多くの瓦は防災瓦となっており、ずれにくく落ちにくい仕様になっています。
現在は土は使用せず防水紙を施工します。
平部の瓦は桟木という木に釘留めされるため震災で落下する可能性も低くなります。
軒先の瓦はビス固定を行うのでずり落ちる心配もありません。
屋根の重さは地震が発生した際、自宅に大きな影響を与える箇所です。
重さも重要ですが、しっかりメンテナンスをしていなければ小さな地震や災害でも被害を受けてしまいます。
屋根は瓦以外にも、軽い金属屋根材・アスファルトシングル材などもありますが、自宅の構造上軽くしすぎても、躯体の嚙み合わせ等の不具合発生の可能性もあるため慎重にならなければなりません。
ガイソーは屋根の専門知識を有した専任者も常駐しているため、具体的なご相談、ご提案が可能です。
屋根外壁にお困りの方、ご相談はガイソー豊橋店・豊川店にお問い合わせください。
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