Requires a javascript capable browser.

ガイソー豊橋店/豊川店

ガイソーブログ

屋根のここを見て!和瓦屋根の絶対行ってほしいメンテナンス。

2023.04.12
1.和瓦屋根の特徴
 
こんにちは!
ガイソー豊橋店榑林です。
 
今回は和瓦屋根のメンテナンスについてご紹介します。
 
1.和瓦屋根の特徴
和瓦は日本の伝統的な屋根材で粘土や陶器を使用して焼き上げている屋根材です。
その特徴は
①耐久性が高い
②断熱効果が高い
③防音性が高い
④デザインやカラーバリエーションが豊富
⑤屋根塗装の必要がない
などがあげられます。
 
メリットが多くある屋根材ですがデメリットもあります。
①重量がある
既存の屋根材が瓦より軽い場合、葺き替えなどのリフォームにはむかない。
 
②高額になりやすい
和瓦の施工には職人の腕が大変重要なため、施工時間と手間がかかりスレート屋根や板金屋根よりも高額になる可能性があります。(※現在は板金価格高騰の為金額差はさほど無い)
 
③メンテナンスが必要
どの屋根材でもメンテナンスが必要なのですが和瓦の場合メンテナンス箇所が多数あるためご自身で目視を行い検査することが難しい為専門家の調査の元メンテナンスを依頼しなければなりません。
 
 
2.和瓦屋根のメンテナンスが必要な理由
瓦屋根の場合メンテナンスが必須です。
ではどんな箇所のメンテナンスが必要なのでしょうか?
 
●漆喰
一概に漆喰といっても屋根漆喰は様々な箇所に使用されており場所によってはその役割も違います。
 
・本棟や隅棟


屋根の頂点にある場所が本棟で、四方にある棟が隅棟です。
棟の内部には土が使用されております。
その土を雨水から守っているのが漆喰です。漆喰がひび割れていたり、取れてしまっていると雨水が浸入し棟が崩れてしまいます。
漆喰の苔にも注意しましょう。
苔が生えてしまっていると漆喰に湿気がたまり屋根内部の土を濡らしてしまっている可能性があります。
 
・軒先漆喰
ご自身で一番確認しやすい箇所が軒樋の後ろにある、軒先の漆喰です。
 
こちらは別名「雀口」と言われており、漆喰がなくなってしまうと鳥が瓦下に侵入してしまいます。
軒先漆喰は瓦下にある土が流れ出ないように軒先で蓋をしているため漆喰がなくなってしまうと土が流れ落ちてしまう可能性があります。
 
・鬼瓦まわりの漆喰
鬼瓦まわりにも漆喰は施工されています。雨水が侵入しない様に漆喰が施工されているため、漆喰の劣化を長年放置してしまうと鬼瓦が落ちてしまう危険性もあります。
 
●瓦のズレやひび割れ


瓦のズレや割れもメンテナンスが必要です。
大きな瓦のズレは目視で確認できますが、若干の浮き等は慎重に調査を行わないと見落としてしまう可能性もあります。
瓦のヒビ割れも放っておくことはできません。小さい割れなどもあることがあります。
その場合も慎重に調査を行わないといけません。
 
3.メンテナンスをしないと…
では様々なメンテナンス箇所がある中でメンテナンスをしなかったらどうなるのか。
 
・漆喰
漆喰をメンテナンスしなかった場合、内部の葺き土が雨で外部に流出してしまいます。
特に棟は葺き土が土台になっているため棟が崩れてしまいます。
棟が崩れてしまうと瓦の落下や室内への雨漏りを引き起こしてしまい、土葺き屋根の場合葺き替えなど大きい工事になる可能性があります。
軒先漆喰の場合、鳥害被害にあってしまう可能性があります。
鳥の糞尿により軒木部が腐食し、想定外の工事になる可能性もあります。
 
・瓦のズレやひび割れ
多少のズレやひび割れは大丈夫と思いがちですが危険です。
強風によって飛散してしまうことも考えられるため放置はおすすめしません。ご自宅の瓦が飛散してしまえば直せば元に戻りますが、飛散して万が一人に当たってしまったら…
 
瓦屋根は塗装の必要もなく超高耐候な屋根材です。
しかし定期的なメンテナンスを行い常に良い状態を保つことで安心に暮らすことのできる屋根材です。
今のご自宅の屋根が少しでも不安だなと思ったらすぐに調査を心がけましょう。
屋根・外壁のお悩みやご相談はガイソー豊橋店・豊川店にお任せください。
 
 
≪お問い合わせ≫
フリーダイヤル
0120-215-010
受付 8:30~18:30
WEBからのお問い合わせはコチラ
住まいの外装リフォーム GAISO(ガイソー) トップ
ガイソーブログ
> 屋根のここを見て!和瓦屋根の絶対行ってほしいメンテナンス。