ガイソーブログ
現場施工ブログ 通気金具止め工法でのサイディング張り替え
2024.12.28
こんにちは!
前回の塗装を行ってから数年しか経過していないのに、塗膜の剥離やサイディングの膨れが気になるとのことでお問い合わせを頂きました。
既設のサイディングを剥がすと裏面はカビが発生して、ハットジョイナーなどの金物も錆びていました。
今回は15㎜の通気金具を使用した「通気金具止め工法」で施工しました。
金具止め工法には5㎜と15㎜の2種類があります。
胴縁を使用していないので、上下左右と通気が確保しやすい利点があります。
ガイソー豊橋店の鬼木です。
今回は直張り工法でサイディングが腐食してしまった現場を、通気金具工法でサイディングの張り替えを行いました。
①塗膜の剥離
②サイディングの腐食
前回の塗装を行ってから数年しか経過していないのに、塗膜の剥離やサイディングの膨れが気になるとのことでお問い合わせを頂きました。
調査したところ既設サイディングは通気がとられていない直張り工法でした。
直張り工法とは躯体とサイディングの間に隙間が無くそのまま躯体に釘で固定されている工法です。
常にサイディングと躯体が密着している状態なので寒暖差による結露や雨水の浸透などの原因でサイディングの含水率が高くなったことで腐食や塗膜の剥離などの劣化症状が発生していました。
③サイディング撤去
既設のサイディングを剥がすと裏面はカビが発生して、ハットジョイナーなどの金物も錆びていました。
今回は下地まで腐食していませんでしたが、過去には下地や構造体まで腐食し交換しなくてはならない状況もありました。
④通気金具使用
今回は15㎜の通気金具を使用した「通気金具止め工法」で施工しました。
通気工法とはサイディングなどの外装材と下地の間に連続した通気層を設ける工法です。
下地とサイディングとの間に通気層がある為結露を防止し、万が一浸入した水も外は流し建物の耐久性を向上させることが目的です。
⑤通気金具施工
⑥通気金具施工
金具止め工法には5㎜と15㎜の2種類があります。
5㎜の金具を使用する場合は、木の通気用胴縁を施工し通気層を作らなければなりません。
15㎜の金具を使用する場合は、厚さが15㎜あるので胴縁を使わなくても通気が確保できることが特徴です。
胴縁を使用していないので、上下左右と通気が確保しやすい利点があります。
また胴縁そのものがないので、胴縁が腐朽する心配もありません。
通気が取れているのと取れていないのとでは家の耐久性が大きく変わります。
サイディングに塗膜の剥離・膨れ・反り・ひび割れなどの異変に気付いた頃には手遅れな場合もある為、定期的な点検をおすすめします。
「豊橋市・豊川市・新城市・田原市」にお住まいの皆様に最適なメンテナンス方法のご提案をさせていただきます。
点検・メンテナンスをご検討されている方はガイソー豊橋・豊川店にお問い合わせください。
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